この記事では、肩のトレーニングについて解説します!
目次
ショルダープレス(バーベル・ダンベル)
ターゲット筋肉
三角筋(前部・中部)、上腕三頭筋
フォーム
- バーベルまたはダンベルを肩の高さで構える
- ダンベルの場合:手のひらを前に向ける or ナチュラルグリップ(斜め)
- バーベルの場合:肩幅よりやや広めのグリップ
- 肘を伸ばしながら真上に押し上げる
- 軌道は真上に伸びるように意識(頭の後ろに行かないように)
- 肩甲骨を軽く寄せ、胸を張った状態で押し上げる
- ゆっくりと元の位置に戻す
- 負荷を抜かずに、肩の高さまでゆっくり下ろす
ポイント
- 背中を反らない(腰に負担がかかるため)
- バーやダンベルをまっすぐ上げる(前に倒れないように)
- 下ろすときもコントロールする(勢いで下ろさない)
サイドレイズ
ターゲット筋肉
三角筋中部
フォーム
- ダンベルを両手に持ち、肩幅程度に足を開く
- 手のひらは内側(体の側面に向く)
- 肘を軽く曲げながら、肩の高さまで横に持ち上げる
- 体が揺れないように、ゆっくり上げる
- 小指側がやや上を向くと三角筋中部にしっかり入る
- 肩の高さまで上げたら、一瞬キープし、ゆっくり下ろす
- 負荷を抜かないようにコントロール
ポイント
- ダンベルを肩より高く上げすぎない(僧帽筋に効いてしまう)
- 反動を使わず、ゆっくり上げる
- 手首を使わず、肩から動作を行う
リアレイズ
ターゲット筋肉
三角筋後部
フォーム
- ダンベルを両手に持ち、上半身を前傾させる(約45度〜90度)
- 立位またはベンチに座り、股関節を曲げて背中をフラットにする。
- 視線は斜め前方、背中が丸まらないように注意。
- 肘を軽く曲げながら、肩甲骨を寄せるようにダンベルを横に持ち上げる
- 上げる際は腕をピンと伸ばしすぎず、少し肘を曲げて行う。
- 小指側がやや上を向くようにすると、三角筋後部に効きやすい。
- 肩の高さまで上げたら、一瞬キープし、ゆっくり下ろす
- 助走をつけず、反動を使わないように意識。
- ネガティブ動作(下げる動作)をコントロールする。
ポイント
- ダンベルを上げすぎない(肩の高さで十分)
- 背中を丸めず、胸を張った状態で行う
- 三角筋後部を意識し、僧帽筋に負荷が逃げないように
フロントレイズ
ターゲット筋肉
三角筋前部
フォーム
- ダンベルを両手に持ち、肩幅程度に足を開く
- 手のひらを下に向けた状態(オーバーハンドグリップ)で持つ。
- 腕を伸ばしたまま、肩の高さまで前方に持ち上げる
- 上げる時に反動を使わず、コントロールして動作を行う。
- 肩の高さを超えないように注意。
- ゆっくりとダンベルを元の位置まで下ろす
- 下ろす時も負荷を抜かずに、ゆっくりと戻す。
ポイント
- 体を前後に揺らさない(反動を使わない)
- ダンベルを握りすぎず、リラックスした状態で持つ
- 肘をロックしない(軽く曲げる)
アップライトロウ
ターゲット筋肉
三角筋中部・僧帽筋上部
フォーム
- バーベルまたはダンベルを肩幅よりやや狭いグリップで持つ
- ダンベルの場合は、自然に腕が肩幅に収まるように持つ。
- 肘を先行させながら、胸の高さまで持ち上げる
- バーベルやダンベルを体に沿わせるように持ち上げる。
- 肘が手首より高い位置にくるようにする。
- ゆっくりと元の位置に戻す
- ネガティブ動作を意識し、急激に落とさない。
ポイント
- 手首を過度に曲げない(リストストレスを避ける)
- 肘をしっかり上げ、肩の高さまで持ち上げる
- 腰を反らず、まっすぐな姿勢をキープ
まとめ
種目 | ターゲット | フォームのポイント |
---|---|---|
ショルダープレス | 三角筋前部・中部、上腕三頭筋 | 背中を反らず、まっすぐ押し上げる |
サイドレイズ | 三角筋中部 | 反動を使わず、肩の高さまで |
リアレイズ | 三角筋後部 | 背中を丸めず、肩の高さまで持ち上げる |
フロントレイズ | 三角筋前部 | 反動を使わず、肩の高さでストップ |
アップライトロウ | 三角筋中部・僧帽筋 | 肘を先行させて、胸の高さまで上げる |
バランスよく鍛えて、かっこいい肩をつくりましょう!