筋トレ女子のための「分割法」完全ガイド(初心者向け)

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目次

分割法ってなに?なぜ女性におすすめ?

① 「分割法」とは

筋トレを始めてしばらくすると、耳にするようになる言葉のひとつが「分割法」。
パーソナルトレーニングやYouTubeでもよく出てくるワードですが、「ちょっと難しそう」と感じて避けている方も多いのではないでしょうか?

でも実は、「分割法」はトレーニング初心者にこそ知ってほしい、“効率よく体を変えていく”ための方法なんです。

たとえば、1週間のうちに「今日は上半身」「次は下半身」というように、体の部位を分けて鍛えることで、1回1回のトレーニングに集中できて、ちゃんと休息も取れるというのが最大のメリット。

「筋トレ=全身を一気に鍛えるもの」と思っていた人ほど、この“分ける”考え方に目からウロコが落ちるはずです。


② 分割法=“がんばりすぎない”ための仕組み

特に女性の場合、「筋トレ=きつい・続かない・疲れる」と感じやすい傾向があります。
なぜなら、仕事や家事、育児やプライベートでの役割が多く、そもそも時間やエネルギーが限られているからです。

分割法を取り入れると、1回あたりのトレーニング時間は短くてもOK
「今日は背中だけ」「明日は脚だけ」というように、毎回のメニューがシンプルで気軽に取り組めるのが魅力です。

また、筋肉の回復時間(これを「超回復」といいます)をちゃんと確保できるので、疲労感が溜まりにくく、ケガもしにくくなるという利点もあります。

💡 たとえば… 月曜:上半身(背中・肩)
水曜:下半身(脚・お尻)
金曜:体幹+気になる部位(お腹・二の腕)
…といった感じで分けると、無理なく週3で習慣化できます。


③ 女性に向いている理由

分割法が女性に特に向いている理由は、大きく3つあります。

① 気になるパーツに集中できる

「お尻を引き締めたい」「二の腕のたるみをなくしたい」など、女性のボディメイクは部位ごとの悩みが多いですよね。
分割法なら、こうした**“狙った場所”を集中的に鍛えられる**ので、理想のシルエットに近づきやすくなります。

② 毎回の筋トレがマンネリ化しにくい

全身を同じルーティンで鍛えていると、だんだん飽きてしまったり、効果を感じにくくなることも。
分割法なら、部位が変わることで新鮮さがあり、筋肉への刺激も変わるので、トレーニングが楽しくなります。

③ 忙しくても無理なく続けやすい

仕事や家事の合間でも取り組みやすく、1回20〜30分で終わるメニューも可能です。
また、毎日トレーニングする必要はなく、週2〜3回でも十分効果が出せるので、「続けられる自信がない…」という人にもピッタリです。


④ ジム以外でも有効

分割法=ジム通いのイメージがあるかもしれませんが、自宅でもしっかり取り入れることができます。
ダンベルやゴムバンドがあれば強度を変えられるし、自重トレーニングだけでも十分に効果はあります。

むしろ初心者ほど、「今日はこの部位だけ」と意識して取り組むことで、筋トレの基礎が身につきやすく、フォームも安定してくるんです。


⑤ 分割法は“続ける”を支えてくれる

筋トレは、短期間で結果が出るものではありません。
大切なのは「続けられること」「習慣になること」。

分割法は、がんばりすぎず、でも確実に前に進めるように設計されたやさしい方法。
“習慣化”と“効果実感”のちょうどいいバランスをくれる、初心者の強い味方です。


分割法の基本|2分割・3分割・4分割の違いと選び方

筋トレの「分割法」とひとことで言っても、その分け方にはいろいろな種類があります。
ここでは初心者さんにもわかりやすく、代表的な2分割・3分割・4分割について、それぞれの特徴とおすすめの選び方を解説します!


① 2分割法:筋トレ初心者にいちばん優しいスタート

\おすすめ度:★★★/
\トレーニング頻度:週2〜3回でOK!/

2分割法は、全身を「上半身と下半身」の2つに分けて鍛える方法。
一度に鍛える部位が少ないので、時間も短く、集中力も保ちやすいのが最大の魅力です。

例)週2回ペース

  • 月曜:上半身(胸・背中・肩・腕)
  • 木曜:下半身(お尻・太もも・ふくらはぎ)

メリット

  • 部位をしっかり休ませながら、効率よく鍛えられる
  • 忙しい人や筋トレ初心者にピッタリ
  • 1回30〜40分ほどで終えられる

こんな人におすすめ!

  • これから筋トレを始める人
  • 時間に限りがある人
  • まずは「習慣化」が目標の人

② 3分割法:効果もメリハリも出しやすい中級者向けプラン

\おすすめ度:★★★/
\トレーニング頻度:週3〜4回/

3分割法では、体を**「上半身前面(胸・肩・腕)」「背中・体幹」「下半身」に分けるのが一般的。
もしくは、「胸・肩・三頭筋/背中・二頭筋/脚・お腹」といった
機能的なグループ分け**をすることもあります。

例)週3回ペース

  • 月曜:胸・肩・三頭筋(腕の後ろ)
  • 水曜:背中・二頭筋(腕の前)+体幹
  • 金曜:脚・お尻・お腹

メリット

  • より細かく部位にフォーカスできるので、形が整いやすい
  • 筋肉の回復時間を確保しやすく、強度の高いトレーニングもOK
  • トレーニングのマンネリ化を防げる

こんな人におすすめ!

  • 少し筋トレに慣れてきた人
  • メリハリある身体づくりを目指す人
  • 複数の部位をしっかり鍛えたい人

③ 4分割法:本格派向け。高強度×しっかり回復の本気プラン

\おすすめ度:★★☆(中上級者向け)/
\トレーニング頻度:週4〜5回/

4分割法は、各部位ごとに1日かけて鍛える、かなり本格的なトレーニング方法です。
1回あたりの部位は少ないものの、その分1種目ごとの強度やバリエーションが求められます。

例)週4回ペース

  • 月曜:胸(バストアップ)
  • 火曜:背中(姿勢改善・逆三角形)
  • 木曜:肩・腕(引き締め/ライン強調)
  • 金曜:脚・お尻(美尻・脚の強化)

メリット

  • 部位ごとの仕上がりや筋肥大を目指せる
  • 本格的なボディメイクに最適
  • トレーニング内容を組みやすく、集中力が保てる

こんな人におすすめ!

  • トレーニングにハマっている人
  • 明確に「ここを変えたい」部位がある人
  • コンテストや撮影、イベントなど明確な目標がある人

④ あなたに合った分割法はどれ?

分割法おすすめの人頻度所要時間(目安)
2分割筋トレ初心者、忙しい人週2〜3回30〜40分
3分割中級者、メリハリをつけたい人週3〜4回40〜50分
4分割本格派、筋肉を細かく育てたい人週4〜5回50〜60分

初心者向け|2分割法の具体的なメニュー例

分割法、最初の一歩は「上半身と下半身に分ける」

2分割法の一番の魅力は、“シンプルで分かりやすい”こと。
週に2〜3回、**「今日は上半身、次は下半身」**という形で交互に鍛えることで、体に負担をかけすぎずに継続できます。

ここでは、初心者女性に向けたおすすめのメニューを、「上半身の日」「下半身の日」に分けてご紹介します。


DAY 1:上半身メニュー(肩・腕・背中・胸)

「上半身」といっても、鍛える部位はさまざま。
ここでは、女性が気になる**「二の腕・肩のライン・背中の引き締め」**に効果的な種目を中心に構成します。

目標時間:30〜40分程度

メニュー構成:5種目/各10〜15回 × 2〜3セット

1. ショルダープレス(肩)

効果:丸みのある肩、姿勢改善

  • 方法:ダンベルまたはペットボトルを持ち、耳の横から真上に押し上げて下ろす。
  • ポイント:反動を使わず、ゆっくり動かす。

2. ラテラルレイズ(肩の横)

効果:なで肩・肩幅の引き締め

  • 方法:両手に軽い重りを持ち、体の横から肩の高さまで持ち上げる。
  • ポイント:手首は下がらないように、横にまっすぐ上げる。

3. アームカール(二の腕前)

効果:引き締まった腕ライン

  • 方法:肘を固定したまま、腕を曲げて重りを胸に近づける。
  • ポイント:背中が反らないように注意。

4. キックバック(二の腕裏)

効果:二の腕のたるみ改善

  • 方法:体を前傾し、肘を伸ばして後ろに押し出す。
  • ポイント:肩が動かないように固定する。

5. ワンハンドロウイング(背中)

効果:背中の引き締め・姿勢改善

  • 方法:片手でイスを持ち、もう一方の手にダンベルを持って引く。
  • ポイント:脇を締めて、肩甲骨をしっかり寄せる。

仕上げにプランクやストレッチを加えてもOK


DAY 2:下半身メニュー(脚・お尻・体幹)

下半身は体の中でも筋肉量が多く、基礎代謝を高めたい・脂肪燃焼したいという人にぴったり。
また、お尻や内ももなど、女性が気になるパーツも集中的にケアできます。

目標時間:30〜40分程度

メニュー構成:5種目/各10〜15回 × 2〜3セット

1. スクワット(脚・お尻)

効果:脚全体の引き締め、基礎代謝UP

  • 方法:足を肩幅に開いてしゃがみ、元に戻る。
  • ポイント:膝がつま先より前に出ないように。

2. ヒップリフト(お尻)

効果:ヒップアップ、腰まわりの安定

  • 方法:仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げて戻す。
  • ポイント:お尻を締めながら上げると効果的。

3. サイドランジ(内もも・お尻)

効果:脚のラインづくり、体幹バランス

  • 方法:横に大きく足を出してしゃがむ。
  • ポイント:背中を丸めずに行う。

4. カーフレイズ(ふくらはぎ)

効果:足首の引き締め、姿勢改善

  • 方法:つま先立ちになって戻す。壁などで支えを使ってOK。
  • ポイント:ゆっくり上下すること。

5. クランチ or レッグレイズ(お腹)

効果:ぽっこりお腹改善、体幹強化

  • 方法:腹筋を使って体を丸める or 脚を上下する。
  • ポイント:腰が浮かないようにする。

2分割法を成功させるコツ

  1. 毎回、フォームを丁寧に。→ 雑になると効果が半減&ケガの元。
  2. 疲れすぎた日は1〜2種目だけでもOK。→ 完璧主義を捨てて、続けることを優先。
  3. 記録をつけて、変化を楽しむ。→ 重さ・回数・気分を書いておくとモチベUP!

初心者〜中級者向け|3分割法の具体的なメニュー例

3分割法とは?

3分割法では、体を以下の3つに分けて鍛えます:

  • 胸・肩・二の腕(上半身前側)
  • 背中・体幹・腕(二の腕の裏/上半身後ろ)
  • 下半身(脚・お尻・お腹)

1回のトレーニングで2〜3部位に集中するので、より部位ごとのラインが出やすく、筋肉を育てるバランスも取りやすくなります。


DAY 1:胸・肩・二の腕前(プッシュ系)

上半身の「前側」にフォーカスした日。バスト周りやデコルテ、肩ライン、そして腕の前側(二の腕の表側)を引き締めていきます。

目標時間:40〜50分

メニュー構成:5種目/各10〜15回 × 2〜3セット

1. プッシュアップ(胸・腕)

  • 通常の腕立て伏せ、または膝付きでもOK
  • 胸の上部を意識するとバストアップにも効果◎

2. ショルダープレス(肩)

  • ダンベルやペットボトルでOK
  • 真上に押し上げて、肩まわりを丸く整える

3. ラテラルレイズ(肩横)

  • 二の腕と肩の境目を美しく見せたい人におすすめ
  • 肘を軽く曲げたまま、横に持ち上げる

4. フロントレイズ(肩前)

  • 肩の前側を鍛えることで、姿勢もシャキッと◎
  • 腕を前にまっすぐ上げて、目の高さまで

5. アームカール(二の腕前)

  • 二の腕の「力こぶ」部分を整える
  • 肘を体に固定して、しっかりコントロール

DAY 2:背中・体幹・二の腕裏(プル系)

姿勢改善・背中美人を目指したい方にぴったりのトレーニング。
「見えないけど印象に差が出る」後ろ姿を磨きます。

目標時間:40〜50分

メニュー構成:5種目/各10〜15回 × 2〜3セット

1. デッドリフト(背中・下半身)

  • 軽めのダンベルでOK
  • 背面全体(お尻・もも裏・背中)を一気に刺激

2. ワンハンドロウ(背中)

  • 肩甲骨を寄せる動きで、姿勢を整えやすくなる
  • 背中が丸まらないように注意

3. リバースプランク(二の腕・背中)

  • 背面全体+体幹を強化
  • 両手を後ろに置いて体を持ち上げる姿勢キープ

4. キックバック(二の腕裏)

  • 二の腕の“振りそで”を撃退
  • 肘を固定して、後ろに押し出すように動かす

5. プランク(体幹)

  • 背中を真っ直ぐキープ
  • お腹・背中・骨盤まわりをまとめて強化!

DAY 3:下半身(脚・お尻・お腹)

脚全体、お尻、ウエストラインをしっかり鍛える日。
体の中でも筋肉量が多い部位を扱うため、代謝UP&引き締めにとても効果的です!

目標時間:40〜50分

メニュー構成:5種目/各10〜15回 × 2〜3セット


1. スクワット(脚・お尻)

  • 下半身トレの王道!フォームを丁寧に
  • 膝がつま先より出ないように注意

2. ヒップリフト(お尻)

  • 仰向けでお尻をグッと持ち上げる
  • できれば膝の間にクッションを挟むと内ももも鍛えられる

3. サイドランジ(内もも・お尻)

  • 片足ずつ横に大きく踏み出してしゃがむ
  • 膝を内側に入れないように意識

4. レッグレイズ(下腹部)

  • 仰向けで脚をゆっくり上げ下げ
  • 腰を反らないように、お腹を引き込むように動かす

5. プランク or ツイストクランチ(体幹・くびれ)

  • お腹まわりの引き締め+姿勢改善
  • 肩や首に力が入りすぎないよう注意!

トレーニング頻度の目安と組み方

週間プラン例内容
月曜DAY 1:胸・肩・腕
水曜DAY 2:背中・体幹
金曜 or 土曜DAY 3:脚・お尻・お腹

週2しかできない人は、DAY1→DAY3→DAY2…というように、順番に回してもOKです!


まとめ|3分割法は“ラインを整える筋トレ”

3分割法の魅力は、なんといっても「部位ごとの美しさ」が育てられること。
筋トレを始めてしばらくたった人や、「もう少し変化を出したい!」という方にぴったりのスタイルです。

肩・腕・背中・お腹・お尻——
気になるパーツをじっくり整える感覚で、焦らず、自分のペースで続けてみてください!


中級者向け|4分割法の具体的なメニュー例

4分割法とは?

「胸・背中・脚・肩(+腕)」の4つの部位にわけて、それぞれを週1回ずつ集中的に鍛える方法。
各部位の回復をしっかり確保しつつ、1回あたりの強度やボリュームを増やせるのが大きな魅力です。


DAY 1:胸・二の腕(プッシュ系)

胸を鍛えることで「バストアップ」「デコルテ美人」に、
同時に二の腕の裏側も使うことで、たるみケアにも◎。

メニュー構成:5種目/各10〜12回 × 3セット

1. ベンチプレス(胸)

  • フラットベンチに仰向けで行う。バスト下部を意識
  • 胸を張って、ゆっくり下ろし、丁寧に上げる

2. ダンベルフライ(胸)

  • 胸の中央〜上部をストレッチ&収縮
  • 胸を開くように両手を横に開き、中心に戻す

3. ナロープッシュアップ(二の腕)

  • 手幅を狭くした腕立て伏せで、腕の裏側を引き締める

4. トライセプスエクステンション(二の腕)

  • 頭の後ろからダンベルを上下に動かす種目
  • 二の腕の裏(振袖部分)にしっかり効かせる

5. プランク(体幹)

  • お腹・背中を真っ直ぐにキープ
  • 姿勢を整える基本種目としてセット

DAY 2:背中・二の腕(プル系)

「背中美人」と呼ばれる逆三角形シルエット、
スッキリとした姿勢や肩まわりの柔らかさも育てていきます。

メニュー構成:5種目/各10〜12回 × 3セット

1. ラットプルダウン(広背筋)

  • 肩甲骨をしっかり寄せながら引き下ろす
  • マシン or チューブで代用可能

2. ワンハンドロウ(背中中央)

  • 片手ずつ、ダンベルを引いて背中の厚みを出す

3. フェイスプル(肩甲骨まわり)

  • バンドで顔に向けて引く種目。巻き肩・猫背に効果的!

4. バイセプスカール(腕の前)

  • 上腕二頭筋(力こぶ)をつくる基本種目

5. リバースプランク(背面全体)

  • 背中・お尻・腕を総合的に強化できる美姿勢トレ

DAY 3:脚・お尻(下半身集中)

筋肉の大きい下半身を鍛えることで、基礎代謝が上がり、
脚の引き締め・美尻づくりに効果的です。

メニュー構成:6種目/各10〜15回 × 3セット

1. スクワット(全体)

  • 太もも・お尻を中心に全体を鍛える基本種目

2. ブルガリアンスクワット(脚・お尻)

  • 片足を後ろに乗せて行う、引き締め効果抜群!

3. ヒップスラスト(お尻)

  • お尻をしっかり収縮。丸いヒップラインをつくる

4. レッグカール(もも裏)

  • 自宅ではタオルやスライディングマットで代用OK

5. カーフレイズ(ふくらはぎ)

  • 脚全体のバランスを整える、足首引き締めに◎

6. クランチ(腹筋)

  • 下半身トレと組み合わせて、お腹も引き締め!

DAY 4:肩・腹筋(シェイプアップ&くびれ仕上げ)

肩を鍛えると、ウエストが相対的に細く見えるという視覚効果も!
また、くびれや姿勢づくりに欠かせない体幹トレもこの日にセット。

メニュー構成:5〜6種目/各10〜15回 × 3セット

1. ショルダープレス(肩の前)

  • 丸みのある肩ラインを育てる代表種目

2. サイドレイズ(肩の横)

  • なで肩改善&スタイルアップに◎

3. フロントレイズ(肩の前)

  • デコルテや上半身を引き締める

4. ツイストクランチ(腹斜筋)

  • くびれづくりに効果的。上体をねじる動き

5. レッグレイズ(下腹部)

  • 下っ腹の引き締めに集中!

6. サイドプランク(体幹強化)

  • 体幹+くびれラインを同時に鍛える

週間スケジュール例(週4回想定)

曜日メニュー例
月曜DAY1:胸・二の腕
火曜DAY2:背中・腕前
水曜休息・リカバリー
木曜DAY3:脚・お尻
金曜DAY4:肩・お腹
土日お好みでストレッチ・軽い有酸素など

※ 週5以上できる方は、1日休み+好きな部位を追加でもOK!


おわりに:4分割は“理想のライン”を丁寧に育てる方法

ここまでくると、トレーニングは単なる“運動”ではなく、
「自分の体にじっくり向き合う時間」になります。

  • お尻はもう少し高くしたい
  • 肩はもう少し丸みがほしい
  • ウエストはもっとスッキリさせたい

そんな“理想”に近づける精度の高い方法が、4分割法。
丁寧に、そしてマイペースに、あなたらしい体づくりを続けていきましょう!


よくある質問(FAQ)|筋トレ分割法 編

分割法って、必ずしも週○回やらなきゃダメですか?

全然そんなことはありません◎

理想のスケジュールはありますが、ライフスタイルに合わせて柔軟に調整してOKです!

例えば週2回しかできない人でも、

  • 「上半身→下半身」→また次の週に続く
  • 「3分割メニューを順番にこなしていく」

という形で進めれば問題なし。
大事なのは「続けること」であり、「無理に詰め込まないこと」です。

分割法の順番は決まってる?どの部位からやるのがいい?

絶対の順番はありませんが、“大きい部位”からが基本です。

たとえば脚や背中は消耗も大きいので、週のはじめや体力に余裕がある日に持ってくると◎。
肩や腕など小さい部位は後半でも疲れにくく、バランスが取りやすいです。

順番例(4分割)

  • 月:脚(疲れる前にガツンと)
  • 火:胸(前面)
  • 木:背中(後面)
  • 金:肩・腹(仕上げ)

「家トレ」でも分割法ってできるの?

もちろんできます!

むしろ、分割法は“どこでやるか”より“どう分けるか”が大事。
自重トレーニングやゴムバンド、軽いダンベルでも十分に部位ごとの刺激は入れられます。

  • 月:スクワット・ヒップリフト(脚・お尻)
  • 水:プッシュアップ・ショルダープレス(胸・肩)
  • 金:ロウイング・キックバック(背中・腕)

分割法って、体型維持にも向いてるの?

はい、引き締めにもとっても効果的です◎

  • 週3回×3分割法 → 代謝UP&全身をバランスよく引き締め
  • 週4回×4分割法 → パーツごとに整えて、ラインの“仕上がり”を高める

「筋肉を増やす」だけでなく、
「今の体型をキープしながら、美しく整える」という目的にもフィットします。

分割法を続けるうえで、一番大事なことは?

「今の自分に合ったペース」を守ること。

  • 気分が乗らない日 → 1〜2種目でもOK
  • 疲れた週 → メニューを1日減らしてもOK
  • 生理中など → 軽めストレッチ or 休んでも全然OK

“理想通りにやれなかったからダメ”ではなく、
“どんな日もゼロにしなかった私すごい”という視点で続けることが、最大のカギです!

何分割が一番いいんですか?

正解は「あなたが無理なく続けられる分割数」です◎

  • 週2〜3回なら → 2分割
  • 週3〜4回なら → 3分割
  • 週4〜5回&しっかり作り込みたいなら → 4分割

大切なのは、「筋トレの質」だけでなく「日常とのバランス」。
生活にフィットするプランでこそ、トレーニングは習慣になります。


まとめ|続けられる“ちょうどいい”を選ぼう

分割法を取り入れた筋トレは、「今日やること」が明確で、取りかかりやすいのが最大の魅力です。
特にこの2分割法は、筋トレ初心者にとって“心と体をならしていく”最適な入り口になります。

トレーニングは、「毎日やること」よりも、「続けられるか」が大切です。
分割法を選ぶときも、“理想”より“今の自分に合っているか”を軸にしてみてください。

筋トレは、がんばった分だけ必ず変化が出るもの。
だけど、続けなければその効果も途中で止まってしまいます。

まずは2分割から始めて、慣れてきたら3分割へ。
そして自分のペースに合わせて、柔軟に調整していくのがベストです!

「まずはこのメニューをやってみよう」
「疲れたらここまででOKにしよう」
そんなやさしいスタートで、筋トレとの付き合いを始めてみてください!

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