筋トレランナーが選ぶ“心が整う”食べ方|気分別・シーン別に紹介

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ランニングと筋トレを両立していると、体の変化はもちろんですが、メンタルの浮き沈みにも敏感になりますよね。

✔️ トレーニング後、気持ちが不安定になる
✔️ 疲れてるのに無性に甘い物が欲しくなる
✔️ モヤモヤしていると食事が乱れる

実は、「食べ方」ひとつで、心が整っていくのをご存じですか?

この記事では、筋トレランナー目線で「心を整える食事術」を気分別・シーン別にわかりやすく、解説します。


目次

なぜ「心が整う食べ方」が大切なのか?

トレーニングに励むほど、体への意識は高まっても、心のケアは後回しになりがち。

でも、心と体は表裏一体。

  • イライラ → 衝動食い → 後悔
  • 無気力 → 食事を抜く →エネルギー不足
  • 疲れすぎ → 甘いもの依存 → 集中力低下

▶ これでは、せっかくの努力が「体を壊すループ」に入ってしまいます。

だからこそ大切なのが、 「心が落ち着く」「本来の自分に戻れる」食べ方なのです。


基本の考え方|「気分別」「シーン別」に選ぶ食事

私が意識しているのは、以下の視点です。

気分別=心の状態に合わせる

  • 不安/焦り/怒り/落ち込み etc.

シーン別=体と生活の流れに合わせる

  • 起床時/トレーニング後/休日の昼/寝る前 etc.

▶ 「何を食べるか」だけでなく、「どんな気持ちで」「どう整えるか」がポイント!


【気分別】心が整う食事の選び方

① 不安・緊張しているとき → 【温かく・消化にやさしい食事】

おすすめメニュー

  • 卵入り味噌汁+雑穀おにぎり
  • 白湯+さつまいもの蒸し煮
  • 鶏団子と豆腐のスープ

▶ ポイント:胃腸を落ち着けると、副交感神経が優位に。
▶ 食べ方:ゆっくり噛んで“温もり”を感じること。


② イライラ・怒りっぽいとき → 【苦味・香味でクールダウン】

おすすめ食材

  • ルッコラ・セロリ・大葉・ミョウガ
  • 抗酸化スパイス(ターメリック、ジンジャー)

おすすめメニュー

  • ハーブとささみのオイル和え
  • 生姜とレモンのドレッシングサラダ

▶ ポイント:肝の働きを整える香味野菜は、怒り系の感情に◎
▶ 食べ方:鼻と舌の“感覚”を味わいながら。


③ 落ち込み・疲労感 → 【トリプトファン&ビタミンB群】

おすすめ食材

  • 卵、納豆、バナナ、鮭、全粒粉パン

メニュー例

  • 鮭とアボカドの玄米おにぎり
  • バナナ+ギリシャヨーグルト+ナッツ

▶ ポイント:セロトニンを作る栄養素で“心の栄養補給”
▶ 食べ方:呼吸を整えて、姿勢よく、座って食べる


④ やる気が出ないとき → 【ビタミンカラーで視覚刺激を】

おすすめメニュー

  • 彩り野菜のチキンサラダ
  • トマトスープ+ゆで卵+ライ麦パン

▶ ポイント:「色」は心のスイッチをONにする
▶ 食べ方:映える器に盛るだけで“前向きスイッチ”が入りやすい!


【シーン別】心と体を整える食べ方

① 起床後:体と心を「起こす」朝食

メニュー例

  • 白湯+梅干し
  • 味噌汁+納豆+玄米
  • グリーンスムージー(バナナ・小松菜・豆乳)

▶ ポイント:低血糖を防ぎ、脳を活性化させることが目的。


② トレーニング後:心の乱れを“リセット”する食事

メニュー例

  • 鶏胸肉+ブロッコリー+玄米プレート
  • オートミール+きな粉+豆乳+バナナ
  • 鮭おにぎり+味噌汁+煮卵

▶ ポイント:筋肉回復はもちろん、血糖と水分補給で“イライラ防止”
▶ 食後30〜60分以内に摂取を。


③ 仕事やSNSで疲れた日の夜:デジタルデトックス飯

メニュー例

  • 湯豆腐+雑穀ごはん+ぬか漬け
  • もち麦雑炊+蒸しかぼちゃ

▶ ポイント:脳疲労を抜くには、消化が良くて、あったかいもの。
▶ ゆったりした音楽を流しながら、静かな時間と一緒に。


④ PMS・生理前:揺れる心に栄養を届ける日

メニュー例

  • 鉄分強化:レバー、あさり、ほうれん草、ひじき
  • マグネシウム:アーモンド、豆乳、バナナ
  • ごほうび:高カカオチョコ1〜2粒、ハーブティー

▶ ポイント:怒り・不安・無気力…どれも“ホルモンによる一時的な揺らぎ”。
▶ 栄養で“土台”を支えることで感情も整います。


忙しい人のための“整う食事”5分アイデア

  1. おにぎり+味噌汁(インスタントOK)
  2. コンビニなら:ゆで卵+サラダチキン+玄米おにぎり
  3. バナナ+無糖ヨーグルト+プロテイン
  4. 豆腐+ごま油+刻みネギで即席冷奴
  5. 冷凍グリル野菜+レトルト玄米+納豆

▶ 心が疲れてるときほど、「簡単・おいしい・整う」を意識して◎


食べ方を変えると、心も体も変わる

✔️ 自分の気分に合った食事を選ぶ
✔️ 食べる環境を“やさしく整える”
✔️ 栄養だけでなく、“五感”で味わう

▶ それだけで、

  • トレーニングの質が上がる
  • イライラや後悔の食べ方が減る
  • 「ちゃんと自分をケアできてる」という自己肯定感が育つ

最後に|心も整えていこう

筋肉を育て、走力を高めるだけでなく、日々のコンディションやメンタルを整えるには、「何を食べるか」はもちろん、「どう食べるか」もとても重要です。
筋トレランナーにとって、整える食事=“自分との対話の時間”でもあります。

KAGAYAKI.では、気分やシーンに合わせて「心が整う食材」を意識的に選びます。たとえば、不安な日は温かい汁物で内臓からリラックス。イライラする日は、ナッツや魚でオメガ3を補給。疲労感がある日はビタミンB群や鉄分を含む食材を取り入れます。
また、PMS時期には豆乳やバナナ、マグネシウムの豊富な海藻などを取り入れて、自分の心と体の波に寄り添う工夫も。

そして、何より大切なのは“味わって食べること”。スマホを置き、一口ずつ丁寧に噛みながら、「今の私に必要なもの」を感じ取ることで、食事がただの栄養補給ではなく、心のリセットタイムになります。

整えるための食事は、完璧でなくていい。むしろ「今日の私に合った一皿」を選べた時、それだけで、十分心は軽くなっていきます。

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